眼瞼下垂とは?
加齢による上まぶたのたるみやコンタクトレンズの長期使用、先天的に上まぶたが開きにくくなっている状態を「眼瞼下垂」といいます。 老化によるたるみは40代ぐらいから始まります。上まぶたが重いため、眉毛を上げる癖があり、おでこにもしわが入りやすいため、年齢以上に老けて見えてしまいます。
その他にも、常におでこの筋肉を使い緊張し続けているため、片頭痛の持病や肩こり、目の奥の痛みなどの症状もあります。
眼瞼下垂の原因
まぶたが開きにくくなくなると、開きが悪いのを補うために額の筋肉やそれに続く肩の筋肉などを使って目を開けるようになります。それが肩こりの原因となります。また目の開きの補助として自律神経(交感神経)支配の「ミューラー筋」という特殊な筋を収縮させて瞼板を引き上げようとします。 この「ミューラー筋」は眼瞼挙筋の緊張度などを感知するセンサーとして働いていると考えられています。つまり本来、引き上げる筋肉ではないのです。しかし、眼瞼下垂の場合、この「ミューラー筋」も開眼に使われます。
そのため、交感神経によって収縮するミューラー筋が使われることによって常に緊張状態となり、眼瞼下垂症からこの自律神経の過度の緊張から睡眠障害、不安症や緊張症などの自律神経失調症が引き起こされるのではないかと考えられています。

眼瞼下垂術
まぶたの開きが悪く、視界が狭くなっている状態のことをいいます。常に眠そうな表情に見えたり、肩こりや頭痛の原因になるとも言われています。この施術ではまぶたを切開し、まぶたを持ち上げる筋肉を縫い縮め、引き上げる力を強めます。
価格 ¥350,000
ミュラータック法
まぶたを切開せずに目の開きを良くする施術です。軽度の眼瞼下垂の方や、黒目を大きく見せて目をパッチリさせたい方におすすめです。
価格 ¥135,000

上まぶたのたるみ取り
二重のラインに沿って切開し、上まぶたのたるみを取り除く施術です。はっきりとしていた二重が年齢とともに皮膚がたるみ、皮膚が目にかぶさって重たい印象になってしまった方におすすめです。必要に応じて余分な脂肪を取り除く場合もあります。
価格 ¥300,000
下まぶたのたるみ取り
下まつ毛の少し下の部分を切開し、たるみを取り除く施術です。必要に応じて脂肪も同時に取り除くことで袋状にたるんだふくらみを解消することができます。
価格 ¥300,000
下まぶたのふくらみ(クマ)取り
皮膚の表面は切開せず下まぶたの裏側から脂肪を取り除く施術です。目の下のふくらみが原因でクマのようになっている方におすすめです。
価格 \200,000
眉下切開
目元の印象を大きく変えずに目の上のたるみを解消したい方におすすめの施術です。眉のすぐ下を切開するため傷が目立ちにくいです。
価格 \250,000
眼瞼下垂・瞼脂肪・たるみ取りの治療とアフターケアについて
挙筋腱膜前転法(信州大学での術式です)
伸びて弱まった挙筋腱膜の代わりに挙筋腱膜とつながっている「眼窩隔膜」を使って瞼板と糸で縫合する手術です。
アフターケア
通院 | 術後、一週間で抜糸にいらしていただきます。 |
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シャワー・入浴 | 目元を濡らさないように当日からシャワー可能です。軽い洗顔やシャンプーは翌日から可能。 湯船に浸かるような入浴は一週間程度、サウナや激しい運動は二週間程度お控えください。 |
メイクアップ | 目元以外は当日から可能です。 目元のメイクは抜糸後より可能です。 |
コンタクト | 抜糸後より使用できます。 |